Macでファイルを安全に削除する方法
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Macでファイルを安全に削除する方法
ゴミ箱を空にすると消えるのは主にディレクトリエントリで、ブロックは復旧可能なまま残ることがあります(特にHDD)。
セキュア削除(シュレッド)は、削除前に内容を上書き(0、1、ランダム)します。
APFS(コピーオンライト)とSSD(ウェアレベリング)では、ユーザー空間の上書きで物理的に完全消去を保証できません。それでも通常削除よりはるかに強いです。高度な脅威にはFileVaultとボリューム全体の消去が前提です。
ゴミ箱 vs セキュア削除
| 操作 | 効果 |
|---|---|
| ゴミ箱 | データはディスク上に残ることが多い |
| 空にする | 領域解放;復旧の可能性 |
| セキュア削除 | 上書きしてから削除 |
NythyCleanerの方式
| 方式 | パス | 版 |
|---|---|---|
| Zero-fill | 1 | 無料 |
| DoD 5220.22-M | 3 | Pro |
| DoD拡張 | 7 | Pro |
動作(NythyCleaner)
プライバシー → セキュア削除(ファイル/フォルダをドロップ):
- 全ファイルを収集
- シンボリックリンクを辿らず書き込みオープン(
O_NOFOLLOW) - ゼロ、
0xFF、暗号論的乱数(SecRandomCopyBytes)でパス F_FULLFSYNC- xattr除去、0バイトに切り詰め、ランダムUUIDにリネーム、削除
APFS/SSDではアプリ内警告あり。
使い方
NythyCleaner → プライバシー → セキュア削除 → ドロップ、方式選択、実行。
向いている場面
Mac売却前の特定の機密ファイル(アカウントサインアウト、FileVault、可能ならAppleの消去フローと併用)。
暗号化
機器盗難:FileVaultが全体を守る。セキュア削除はファイル単位の補完。
FAQ
Pro? DoDパスはPro、ゼロフィルは不要。
まとめ
NythyCleanerは複数パス・同期・メタデータ処理でセキュア削除を実装し、APFS/SSDの限界も明記します。FileVaultとAppleの消去手順と組み合わせてください。